冷凍食品はお弁当のおかずや買い物に行かれないときのストック食材として、とても重宝します。
また、作り置きした食材を冷凍しておいたり、万が一の非常食にもなりますよね。
しかしそんな冷凍食品の最大の弱点、それが「停電」した時です。停電になったり、冷蔵庫のトラブルで冷凍機能が失われたとき溶けてしまいますね。
そこで、冷凍食品が停電などで解凍されてしまったときの対処法を調べました!
冷凍食品を再冷凍しても大丈夫?
まず、一度解凍されてしまった冷凍食品を再冷凍して大丈夫なのでしょうか?
おまけに停電だといつ戻るかわからない。
冷凍食品のパッケージを見てみると、一度溶けたものを再び凍らせると品質が変わる、といった注意書きがあります。
溶けた程度にもよりますが、だいたいの場合は溶けてしまった冷凍食品は再冷凍すると、まずくなります。
では、一気に食べてしまおう!と思っても難しいですよね。
解凍された冷凍食品はどうする?
もし冷凍食品が常温まで溶けてしまったら、書いてある調理方法を参考に少し温めてから食べてしまいましょう。
それでも食べられそうも無いものは、もったいないですが破棄するのが一番安心です。無理して食べてお腹を壊したら大変ですからね。
停電になってしまった時の対処法
停電時に冷凍食品をなるべくダメにしない予防法もあります。
それは、万が一停電になっても絶対冷凍庫を開けないこと!
国産の冷凍庫は性能が高く、開け閉めさえしなければ被害は最低限で済みます。
32時間くらいであればギリギリセーフ!くらいの品質を保ってくれます。冷凍庫を開けない限り保冷剤の役割にもなるのですね。
2011年の東日本大震災の時には、7時間経っても氷やアイスなど冷凍食品は溶けていませんでした(3月だったというのもありますが)。
なので停電が続いている場合、冷凍庫を開けずに電気の復旧を待つのが一番です。
ここからは再冷凍の詳しい話や停電した後の冷凍品の食べ方を詳しく見ていきましょう!
冷凍食品が常温になってしまった…。再冷凍はOKですか?
では、常温になってしまった冷凍食品が大量にある場合、なんとか再冷凍できないのか?についてです。
冷凍食品の品質を維持するために、家電メーカーが想定している温度はマイナス18度以下です。
常温で解凍された状態では、再冷凍する以前にすでに劣化が進んでいるんですね。
なので、一旦融けた状態の冷凍食品は、再冷凍してはいけない!ということになります。
最悪の場合、食中毒の可能性もあるので完全に常温になる前に火を通すなどして、食してしまうのがよいでしょう。
それ以上に品質が低下しているようなら、もったいないですが廃棄処分するのが賢明です。
冷凍食品の停電後の食べ方は?
まず、停電が復旧して電気が使える状況なら、電子レンジで温めるなどして調理するのが簡単です。
また、自然災害での停電の場合など、まだ電気が復旧していないなら、フライパンで温めて食べるのがよいでしょう。
カセットコンロを用意して、小さめのフライパンで火を通す程度でも冷凍食品なら食べることが可能です。フライパン調理でほとんどの冷凍食品に火を入れることができるので心配はいりません。
まとめ
停電で冷凍庫が止まっても、冷凍庫を開けなければ1~2日は冷凍食品は解けません。しかし、一度解凍状態になると再冷凍はできず、再冷凍しても味や食感が悪くなります。
適切な対処方法としては
・電気が復旧するまで冷凍庫を開けない
・全部食べきるつもりで、冷凍食品を使う
このどちらかとなります。
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