太陽と言えば夏。真夏のまぶしい太陽は季節の代名詞でもあります。
が、意外にも更にまぶしいのが冬の太陽。
特に冬の朝は、車の運転がしづらいくらい、日光が眩しく感じられます。
でもこれってなんでなんでしょうか?
夏の太陽の方が日焼けもしますし周りが寒いからこその、錯覚?
実は錯覚などではなく、科学的なというよりも天文学的な理由がきちんとあるんです!
冬の太陽の角度と、夏との違いについて
ちょっとむずかしい言い方をしましたが、実際に夏と冬の太陽の位置は違います。その太陽の角度や高さの違いで、まぶしさを感じています。
夏は太陽が一番高い位置を通り、地上を広く照らして降り注ぐように太陽光を浴びています。照らしている場所が多い分、まぶしさはあくまで夏の太陽の光の強さを中心に感じます。
夏の日差しは暑いけど、そこまでまぶしくないのです。
夏の太陽に対して、冬は夏よりも低い位置で光を照らしています。つまり、人間の目の位置により近く光を照らしているのです。
照らしている場所が狭く、なおかつ目元に光を当ててくるので、暖かさよりも眩しさを先に感じるんですね。
他にも目の色素が薄い人ほどまぶしさを感じやすくなる傾向があります。こうした理由で夏も冬もサングラスが必需品という人が男女問わず増えているのですね。
夕方の西日は超危険!
特に冬場で危ないのが西日、つまり夕方の日差しです。
冬の西日は夏よりも1.5倍長く、まぶしいため事故も起きやすくなってしまいます。
ここからは太陽が眩しいときに運転する注意点と、日差しで目が開けられないときの解決法を詳しく見ていきましょう!
太陽が眩しいときの運転で注意点は?
太陽が眩しい時の運転には特に注意が必要です。
特に、交差点での事故が多く、車同士はもちろん歩行者が目に入りにくくなるため、歩行者事故が多発ていします。
日差しがまぶしすぎて事故を起こさないためにも、サンバイザーやドライブ用サングラスは必須アイテム。必ず車内に用意しておきましょう。
特にサンバイザーは透明なものや後付けできるタイプもあります。
サングラスをかけていると気が散る、という人にとってはとても便利な日よけグッズです。
あっ、サンバイザーといっても頭に被るやつじゃないです。
フロントガラスの上部に取り付けて、見えにくくなる正面を眩しさからカバーするグッズです。
横窓からの日差しもカットできる
他にも窓の光をシェードで防ぎ、横からの光も抑えることも1つの方法です。
太陽が眩しい時は、何よりも視界の確保をしすることが先決です。光で見えない!ということがないように、しっかり準備しておきましょう。
太陽がまぶしい目が開かない!困ったときはこの方法!
薄暗い室内から出ると太陽がまぶしくて目が開かない・・・なんてことは珍しくありません。アレルギーや病気でなくても誰にでも起こりうることなんです。
暗いところでは光が入りやすいように、瞳孔という黒目部分が開いています。
しかし急に明るいところに行くと光が目の中に入りすぎてしまいます。
こういう場合にもサングラスが有効で、目の負担を減らし、何も見えなくなる事が少なくなります。
すぐに目の痛みやまぶしさを軽くする劇的な方法はないので、予防をするのが一番いい方法なのです。
他にも目の乾燥もまぶしさを感じやすい原因なので
・まばたきを何度もする
・部屋の湿度を上げる
といった方法で目が乾かないようにしましょう。サプリメントでビタミンをとるのも1つの方法です。
まとめ
冬なのに太陽がまぶしい!というのは気のせいではなく、実際に太陽が人の目の近くにあるからです。これは太陽の高さが夏と違い、冬は低く光が人間の目に入りやすいため。
車の運転の場合、夕方は西日の影響もあるので、サングラスをかけるといった対処法を取る必要もあります。まぶしい太陽の光で、事故を起こさないように気をつけましょう!
コメント
2019年12月8日東京から見る太陽が異常に眩しかったのもそのためでしょうか?