子供の成長はとても早いものだと感じますね。私自身、5歳の娘と3歳の息子がいますが、つい最近生んだばかりなのにもうこんなことが一人で出来るようになっている!なんて日々感動する毎日です。
さて、今回は子供の手づかみ食べについてですよね。
我が家の子供たちも1歳前の生後10か月くらいから手づかみ食べを始めた記憶があります。スタートは大体みなさん1歳を迎えるタイミングにではないでしょうか?
1歳でも手づかみ食べをしない子が心配…
今回、こちらにご質問をいただいたママさんがいらっしゃって、今月1歳になる息子さんが手でつかんだものを投げてしまって、手づかみで食べ物を食べてくれないとお悩みでした。
子供の成長において、そもそも手づかみ食べは必要なものなのでしょうか?と疑問に思っているようです。
手づか食べは必要?
食事を口にするには一連の流れがありますよね?それは私たち大人でも同じことで、食べ物も箸でつかみ自分で口に運んで食べます。
この一連の流れを自分で覚える第一歩が、「手づかみ食べ」ということになります。
最初は初めてのことで子供自身も上手くできないことがあります。
ですが、手づかみ食べをすることによって自分で、
「これは食べられるものなのか?」
「このくらいの大きさなら口に入れることができるかな?」
など自分で学んでいきます。それがフォークや箸を覚える第一歩となるのです。
ですから、手で掴んで口に運ぶことを経験するのは必要なことなのです。
手づかみ食べしないで投げてしまうのはなぜ?
さて、前文では手づかみ食べの必要性についてご紹介させていただきました。
しかし、皆がみんな最初から上手くできるわけではありませんよね?
子供自身にも個人差はありますし、我が家の子供たちの最初のうちは手で食べ物をぐちゃぐちゃと握って遊んでしまうこともありました(笑)
食べ物を口に運ぶという本来の行動ではなく、握りつぶして遊んだりして投げてしまう子も実際いますよね。
では、子供はなぜ食べ物を投げてしまうのでしょうか?
食事を投げる子供の心理を考えよう
1歳頃というと自我も芽生え始め、いろんなことが楽しくなってきたきたり興味を持つ頃です。
お子さんが食べ物を投げたときに、お母さんは何かアクションを起こしたししませんでしたか?
それを覚えたお子さんが食べ物を投げることでお母さんの反応を楽しんでいる可能性があります。食べ物を床に投げることでの自分の意思表示とでもいいましょうか。
一度覚えてしまうとなかなか直すまでには時間がかかるかとは思いますが、ずっと大人になるまでやり続けるわけではないので根気よく教えることが大切です。
投げてもいい食べ物を与えてみる
ときに、あまりにも治らない場合は投げられても片づけが大変ではない食べ物に子供への提供の仕方を変えるのもオススメです。
例えば、『しっかりめに握ったおにぎり』『パン』『ハンバーグ』『カボチャなどを春巻きの皮で包んで焼いたもの』などですと万が一お子さんに投げられてしまってもお部屋はそれほど汚れません。
手づかみ食べでお母さんが注意したいこと
手づかみ食べをせずに食べ物を投げてしまうお子さんについて対策方法などをご紹介してきましたが、そもそもそこまでして手づかみ食べをさせる必要はあるのでしょうか?
食事をとるというのは毎日のことですし、お母さんたちからしてみれば「毎日毎日いいかげんにして~っ」という思いですよね。そのことで毎回の食事がストレスになってしまってはいけません。
あまりにもイライラしてしまうときには一旦休憩してみることも私自身は良いと思います。
また、お母さん自身が潔癖だったり、綺麗好きの場合はお子さんにもその傾向がみられる場合が多いです。
我が家の子供たちも私が綺麗好きのせいか少々潔癖な部分があります(笑)
手が汚れること自体が苦手なお子さんの場合は食べ物にフォークを刺してあげたりして、そこからのステップでも良いと思いますよ。
よその子と比べる必要はありませんので、ゆったりとした気持ちで見守ってあげましょう。
まとめ
育児はなかなか思い通りにいかないことが多いですが、それも楽しい過程だったりもします。
せっかくのお子さんとの食事の時間ですから、焦って怒ってしまうのではなく気長に楽しみながらを心掛け、上手にできたら何でも褒めてあげるようにしましょう。
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