シーンは静かなときの疑問ですが、由来は何ですか? | 耳ヨリ情報局
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シーンは静かなときの擬音ですが、由来は何ですか?

雑学

私は漫画が好きでいろいろな作品を読んでいるでいますが、
漫画の中で静かな時を表す際には、「シーン」という擬音がよく使われますよね。

小説でも「シーンと静まり返った…」といった表現もあるので、言葉で表すこともできます。

「シーン」があると、静寂さを表す場面だとわかるので、大して深く考えないかもしれませんが、由来は何だと思いますか?

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シーンという擬音、由来はどこから?

もはや日常化しすぎている擬音ですが、考えだすと気になりますよね。今回は「シーンという擬音の由来」をご紹介させていただきます。

漫画を読んでいる時に、登場人物が全員静まり返った時や、シリアスな場面でよく「シーン」という擬音が使われると思います。「シーン」という擬音があるだけでその場面の状況が理解できてしまいますね。

では、なぜ静かな様子を「シーン」と表現するようになったのでしょうか?その由来について調べてみました。

シーンという擬音は、どういう由来がある?

「シーン」という言葉には、静か、静寂というような意味があります。言葉の意味の通り、静かな場面を表す時に使われる言葉です。

元々の由来は、「しんとしている」だと言われています。

しんとしていて静かである、という言葉をおそらく耳にしたことがあるのではないでしょうか。

この言葉も、静かという意味です。それが派生して、今の「シーン」になったと言われています。

たしかに漫画の場面では、「しん」と書いてあるよりかは、「シーン」の方がより一層物語に入り込みやすいと思います。「シーン」という擬音で、物語が次の場面に展開していくことも多いですよね。

つまり、今では「シーン」が普通に使われていますが、由来は「しん」だったのです。

シーンの擬音は誰が考えたの?いつから使われてる?

シーンの擬音を考えた人は誰かご存知ですか?

諸説ありますが、一番有力なのは手塚治虫さんが最初に作品で使い始めたという説です。

手塚治虫さんとは、日本を代表する有名な漫画家で、代表作には「鉄腕アトム」「火の鳥」「ブラックジャック」などがあります。その手塚さんが、作品の中で「シーン」という擬音を使い始めたのが最初だと言われているのです。

手塚さん自身も、自らが「シーン」を使い始めたとの発言があったので、これが有力視されているということですね。

たしかに、手塚さんが使い始めたといえば説得力がありますよね。手塚治虫さんといえば、昭和30年代頃から活躍されていたので、約60年前からシーンが使われていたことになります。

そう考えるとわりと最近の出来事ですよね。「シーン」という表現は思ったよりも新しい言葉だということがわかりました。

また、最近流行っている少年漫画や少女漫画では、当たり前のようにシーンが使われていますよね。
そのきっかけを作ったのが手塚治虫だということで、彼の漫画が現代のマンガ界に多大な影響を与えていることがわかります。

手塚さんは、日本の漫画界に沢山の影響を残した方なので、これをきっかけに作品を読んでみたいですね。彼の作品にどのぐらい「シーン」があるのか、チェックしてみるのも漫画を楽しむポイントだと思いました。

まとめ

「シーンという擬音の由来」をご紹介させていただきましたが、いかがでしたか。

由来は、「しんとしている」という言葉にあります。手塚治虫さんが最初に使い始めた擬音だということがわかりました。
これから漫画を読む際には、擬音にもっと注目してみるのも興味深いですね。

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