東海道新幹線の車内販売は1車両のワゴンが2台、11号車をスタートして前後に移動していきます。
16両編成「のぞみ」の場合、約1時間30分に1往復しますので30~40分で自分の車両の回ってくる計算です。
乗客の混雑状況で遅れるなど、自分から買いに行くことも可能ですが、移動の際には十分注意して他の乗客への配慮も必要です。
新幹線の車内販売が来る時間やタイミングは?
新幹線の車内販売が来る時間やタイミングは、それぞれの鉄道会社や新幹線の種類で決められています。
新幹線の車内販売はほぼ全ての時間帯で営業しています。また車内販売自体は、一つの列車を1時間から1時間半で往復します。
東海道新幹線「のぞみ」の場合
利用者の多い東海道新幹線「のぞみ」の場合、16両編成で全長400メートルほどになります。11号車を起点に10号車、9号車・・へ向かうワゴンと、逆に12号車、13号車・・と向かうワゴンで対応します。
つまり、それぞれの座席には30分から45分くらいで車内販売が来る計算になります。車両の位置や長さにもよりますがタイミングとしては丁度買ったもので一服すんだ頃ですね。
新幹線の車内販売が来ない理由と対処法
これには考えられる理由は2つあります。
ワゴン販売をしていない号車
まず、ワゴン販売自体をしていないこと。新幹線には絶対車内販売ワゴンが来る!なんて思いがちですがこれは大きな間違い!
一部新幹線の車内では終日ワゴン販売を取り扱っていない車両、繁忙期はワゴン販売していない車両、単に到着が遅れているだけのケースなど様々なワゴン販売事情があります。
ワゴン販売の時間ではない
次にワゴン販売のタイミングを間違って覚えていることです。
新幹線の車内販売には、一定のタイミングや販売時間帯が決まっています。
ワゴンを取り扱っていないときは車内放送や駅のアナウンスできちんと来ないことを放送しています。
自分の車両まで回ってこないときの対処法
繁忙期ではワゴンの移動自体が難しく前に進まないことも考えられます。そうなると販売を見合わせざるを得なくなってしまうのです。
ワゴン販売をしていても途中で車内販売を利用する人が多くいた場合は自然と到着も遅くなってしまいます。
ワゴンは準備室と呼ばれるところから販売をスタートします。準備室があるのは7号車と10号車の端。
それぞれ先頭と最後尾に向かってワゴンを移動することになります。
こうなると端の方にある1号車や16号車にワゴン販売が到着するには時間がかかりますね。
ここからは車内販売の大体の時間や場所、自分から買いに行くのはありか?といったところを見ていきましょう。
こだま・ひかりの車内販売は?来ない新幹線もある?
新幹線の号車により、早朝や深夜の時間帯は車内販売をしていない車両線もあります。
「のぞみ」や「ひかり」は時間帯問わず全ての車両で車内販売をしていますが、東海道新幹線「こだま」号は、ワゴンでの車内販売は行っていません。
新幹線の車内販売がいる場所は?
新幹線内で車内販売員がいるのは列車内の半分の位置にある車内基地という場所です。
必要なものや販売するものをここで補充しながら進行方向前後に向かってそれぞれカートで移動します。
こうして車内で様々なものを販売しているんですね。
1編成持ち回りを2往復するのが基本的な方法で、多いときはもう一回往復します。
この性質上、どうしてもタイミングが合わないことも出てきてしまいます。
新幹線の車内販売自分から買いに行くのはあり?
向こうが来ないなら、こっちからいってしまえばいいじゃない!そんな人は、新幹線の車内販売へ自ら買いに行きたい!という願望を持っています。
また声をかけそびれてちょっとだけ距離はあるけど列車内からは出てない。どうしよう?という人もいますよね。
声をかけられなかったけど近い距離にいる場合は手を挙げて呼び止めてみましょう。少し恥ずかしいかもしれませんがちゃんと販売員さんが対応してくれます。販売員さんによると、慌てて呼び止められるのは珍しいケースではないんですって。
他の車両にいるはず!と移動するのはダメ!というより、あまりおすすめできません。
カートを担いで回っている販売員さんにもやはりクセや歩き方もありペースはいつも同じではありません。なので何時何分ごろカートはここ!といった情報は無意味なのです。つまりヘタに移動するとそのまま巡り会えないことだってあります。
他のお客さんにも迷惑になるので車両の移動はやめておきましょう。
11号車付近を予約すると良い
ワゴンでの車内販売を確実に利用したいなら、11号車あたりの座席を予約するのが良いです。理由は、11号車付近には車両の車内基地のがあるたの、頻繁にワゴンが通ります。
車内販売を頻繁に利用する方や、ランチタイムなどすぐにワゴンで買い物したい時は、車内販売の起点である11号車付近の車両を予約するといいでしょう。
乗車前に準備しておく
11号車から離れた座席に乗る場合などは、駅ホームのキオスクやコンビニ、駅チカのお弁当屋さんなどで乗車前に準備するのが得策です。
お弁当や飲み物、コーヒー・ビール、お土産など、ワゴンで販売している商品は、ほぼ駅のホームのキオスク等で買うことができます。さらに料金もワゴン販売よりも若干安くなり、節約できますよ。乗車前に時間がある場合は、車内販売よりお店で購入してから乗車することをおすすめします。
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