新幹線に乗るときのマナー問題の1つに、座席のリクライニングをどの角度まで倒すか?というものがあります。
つい先日も、とある芸能人がシートを目前まで倒されて不快だ!といったコメントをして話題になってました。
そんな新幹線シートのリクライニンク問題について考えてみました!
新幹線座席シートの状況
新幹線の車体にもよりますが、座席には数種類のタイプがあり
定位置・一段倒し・全倒し
主にこの3パターンになります。
さすがに、いきなり全倒しにするのはケンカを売ってる?
と思われそうですが、なら一体どんなふうにリクライニングを使ったらいいのでしょう?
海外(外人さん)の場合
ここでちょっと海外の話ですが、リクライニングは全面使用を認めており特に断りもなく、倒してしまいます。
というのも、日本の列車シートほど大きく倒れることがないため問題が起きないのです。
これが海外では普通なので、外国人が日本に来ていきなりリクライニングを全て倒してしまう、という事もよくあります。
日本の基準とちょっと違うので、そこで問題が発生することもあるんですね。
だからといって、倒さないのもかなり窮屈な体勢になります。
迷惑やトラブルにならないようにリクライニングを使うには、以下の許容範囲を覚えておくとよいでしょう。
新幹線リクライニングのマナー
まず、一段くらいは倒してもあまり気にせず許容範囲という人がほとんどです。
しかし、それ以上倒す場合は、席を倒していいのかを聞いてみましょう。
後ろの人がお弁当を食べていたり、パソコンを使っている場合は特にトラブルが避けられます。
大抵はこれで問題ないですが、あくまで一般的なマナーです。
人によっては、どうしても嫌な人もいるかもしれませんが。
ここからはリクライニングを迷惑に感じるときや発生してしまうトラブルについてまとめてみていきましょう。
新幹線のリクライニングで迷惑と感じるのはどこから?
新幹線のリクライニングシートを倒された時、迷惑と感じるのはどれほどでしょうか。
先ほども触れましたが、リクライニングは全三段階で角度が調整できるようになっています。
リクライニングシートの機能で見ると、何もしていない状態や一段倒しなら、特に迷惑をかけることはありません。
二段階目は場合により、迷惑に感じられるような構造です。
というのは、リクライニングシートはすでに倒すことが前提であり、本来の椅子の角度でいえば一段倒すのが一番座りやすい構造になっています。つまり、1つ倒す分にはシートの性質として迷惑にならないよう設計されているんですね。
全部倒しても迷惑にならないというデータも
また、実際にリクライニングシートで調べた結果によると「新幹線のリクライニングは全部倒しても迷惑ではない」という結果が出ています。
これはそれぞれの人の感じ方によりますし、席の間隔でも大きく変わります。
リクライニングシートそのものが、後ろの席に圧迫感を与えないように改良が重ねられています。
もっともこの結果は新幹線に限ってのこと。
例えば「バス」の座席だとイスとイスの距離が新幹線より狭いため、相手が不快になりやすくなります。
高速バスや長距離バスなどに乗車する場合は、十分に注意しましょう。
新幹線で起こるリクライニングにまつわるトラブル集
ここで、新幹線のリクライニングに関するトラブルでよくあるケースをご紹介します。トラブル事例を知っておくことで、無用な困難を避けることができます。
まず、声掛けがなかったことによる不満よりも、実際にノートPCやお弁当の被害があったことが多く見られます。
例えば、
■ ノートPCを使っているところにいきなりリクライニングシートが倒れディスプレイが曲がってしまった。
■ お弁当を食べていたらシートが倒れてきてお茶がこぼれた。
といった、実際に被害が発生している事例です。
また、声をかけるかけないでも、世間の意見が分かれるように言い合いの原因になることも少なくありません。
この場合、言い合い(ケンカ)をはじめてしまって駅員・乗務員がいないまま周りを巻き込むような状況も生まれてきてしまいます。
まとめ
新幹線のリクライニングシートは、全部倒しても後ろの席に被害や不快さが無いように改良されています。
とはいえ、心配だという人もいるのでリクライニングシートの角度は一段目まで倒すくらいがちょうどいいといえます。
基本的にリクライニングシートは、本来の角度・一段目倒し・二段倒しの三段階で設定されているとご説明しました。
全部倒す二段倒しより、一段倒しの方が不快さは少なくなります。
また、声をかけなくてもできるだけ後ろの人の様子を見て倒すのも一つの手です。パソコンやお弁当を食べている場合は、一言声をかけたほうが無難でしょう。
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