お正月、誰かと行くなら神社ですよね。
初詣をして、気持も新たに頑張ろう!と言い合える友人は大事なものです。
でもなんか忘れているような…こんな事、経験した人もいるのでは?
遠縁の親戚が亡くなって、実は喪中だ!
やばい!でも顔もわからない…。やってしまった…。そんなときは?!
喪中なのに神社に行ってしまったら?
では喪中に神社に行ってしまってはまずいのか?
答えは「忌中(亡くなって50日間)」でなければ全く問題ありません!
喪中(亡くなって一年間)とは、派手な生活を控えて寂しい気持ちを乗り越える期間なので
忌中にできなかった神社参拝もOKなのです。
喪中に鳥居をくぐってはいけない、というのはあくまで迷信であり、忌中と混ざってしまっていること。
そして神道が大元の由来となっています。
神社に行ってはいけないのは?
神社の神様は穢れ(ケガレ)を嫌っており、この穢れには人の死も含まれています。
そのため忌中は神社に来ては行けないのです。
ちなみに他の穢れの中に出産など、出血するものも含まれています。
思わぬものが穢れとして扱われているんですよね。
忌中が明けて喪中になったら、むしろ鳥居は堂々とくぐって入りましょう!
残った穢れを落とし、エネルギーを補充できます。
忌中に参拝してしまった…というときも特に罰が当たるなどは無いので不安になる必要はありません。
お祓いも効果あり
もし心配であればお祓いを受けるのもいいですよ!
気になる場合は四十九日が終わってから神社にお詫びの参拝をしに行きましょう。
ここからは喪中や忌中で鳥居をくぐったり、初詣に行ったりしたときどうしたらいいのかを見ていきましょう!
喪中に鳥居をくぐってはいけない理由とは?
喪中に鳥居をくぐってはいけないとされていますが、忌中でなければ鳥居はくぐっても、問題はありません。
けれど喪中は、鳥居をくぐるのを避けたほうが良いというのは本当です。
じゃあなんで鳥居をくぐってはいけないんでしょう?
これは人の死=穢れと言われており、穢れは神様が嫌うものだからです。
穢れとは、その名前の通り「不浄な状態」。名前は違いますが様々な宗教に出てきます。
(詳しい話は古い日本の神話から見ることができますがここでは省略)
さて、この穢れは死の他にも日本では病気や月経、海外でも有名所にはハラールがあります。そのため、月経の人は初詣をずらしたほうが良いなんてことを言う場合もあります。
鳥居をくぐればそこは神聖な場所であり、穢れのある人が神社に来るのは、神様にとっては泥だらけで家の中に入ってくるようなもの。
そう考えると、やっぱり少しはきれいになってから入ろうかな…となるのが人情というものです。
喪中明けは
なお忌中が明けた喪中や病気が治った病み上がりでは体の中の気が、穢れで消費しています。
なので神社の聖地で気を補給するという意味で神社に行くのは、おすすめということです。
喪中で初詣に行ってしまった!どうしたらいいの?
そういうことなので、喪中に初詣に行ってもあまり気にしなくても良いというのが答えです。
しかし厳密に見ると喪中でもOKなのはお寺。
喪中でもNGなのは神社としていることもあります。
忌中の時は、神社もお寺もNG!神棚を祀るのもダメです。
神棚があるお家は、半紙で一旦神棚に封をする「神棚封じ」をしましょう。
忌中でも喪中でも、参拝自体はしても構いませんが、心配な時は、事前に神社に連絡して鳥居の前でお祓いしてもらってから参拝しましょう。
まとめ
喪中に鳥居をくぐってしまっても、特に罰が当たることはありません。
心配であれば、お寺の方に参拝しましょう。お寺なら喪中でも参拝できます。
しかし忌中は参拝を控えたほうが良いとされています。
(参拝しても、罰が当たることはありません。)
心配な場合は、機を改めて神社にお詫び参拝しに行きましょう。
神様はそれくらいでは怒りませんので真摯であれば、深刻には考えなくても大丈夫なんです!
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